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中小企業の新規事業、新商品開発の立ち上げ方3つの方法

中小企業では、同族経営がほとんどであるため、新規事業や新商品開発のGOサインは、大小問わず出しやすいと思います。

経済や時代の変化により既存事業一本でやってきた企業も、新規事業、新商品開発に目を向けなければならない状況になることも多いのではないでしょうか。

会社の方針で新規事業、新商品開発を行うことになっても、いざ進めるに当たり命を受けた社員としては、考えさせられることも多いと思います。

ここでは、分かりやすく空気清浄器を開発製造する会社が新規事業、新商品開発を行うことを想定してお伝えします。

それぞれの企業の既存ビジネスに置き換えて、検討いただければ幸いです。

 

1.既存ビジネスの技術を応用したもの。

既存ビジネスの技術を応用して新規事業や新商品開発を行うときは、自社で行っている開発の工程、製造の工程を洗い出します。

メーカーとして一からすべて設計した製品なのか、他社から依頼を受けて空気清浄器の一部分の設計をしたのか。関わっていた業務の内容によって、新規事業や新商品開発の幅が変わりますので、細かく洗い出します。

製造の工程についても部材の調達からやっていたのか?部材の調達先は国内のみか?海外も利用していた場合、どこの国か、などもあると同じ部品でも品質の要求、価格の要求に答えやすくなります。

また、自社でアッセンブリをしていたのか、協力先を利用していたのか、協力先を利用していた場合、協力先の得意な事や強みがあれば、協力先とタッグを組んで新規事業や新商品開発を行うことも出来ます。

次に既存ビジネス以外に技術を必要としている事業や商品がないか調査します。

空気清浄器の場合なら、商品の大きさや商品を使う場所、類似商品などが考えられます。

商品の大きさとは、既存ビジネスが業務用なら、産業用、コンシューマー用に提案ができます。

商品の使う場所とは、既存ビジネスが室内なら、屋外、車用に提案ができます。

類似商品とは、加湿器、除湿器、エアコンなどし提案ができます。商品そのものの提案ではなく、基板設計なら基板設計を提案します。

ここで他社と品質の差や価格など有利であれば新しいビジネスとして取り組みやすいでしょう。

2.既存ビジネスの販路を応用したもの。

既存ビジネスの販路をを応用して新規事業や新商品開発を行う方法は、比較的取り込みやすいと思います。

理由としては、新規事業や新商品開発は、「0」から「1」にするまでが苦労すると言われるように、作ることは出来ても売れるまでが難しいです。

新規参入の場合や、大手企業がトップシェアの場合はなおさらです。そこを既存のビジネスの販路を応用するということは、すでに人脈形成され、口座もあり、実績もある企業に対し、新しい提案をすることなので、市場のニーズや潜在している情報が取り入れやすいでしょう。

つまり新規事業や新商品開発のヒントを素早くキャッチすることが出来ます。

3.既存ビジネスとまったく関係のないもの。

既存ビジネスと全く関係ないものを新規事業や新商品開発することは、先に挙げた2つよりも困難と言えるでしょう。

1.2.の場合は、今までやってきたことの応用なので、自社の強みや目的がはっきりしているので、社員に理解されやすいです。

社員に理解されやすいということは、少ない指示でも方向性を示せば、ある程度は進められます。

そして、今までやってきたことの応用ということは、知っていることも多いので、リスクも少なく済みますし、なにより社員の不安が少なくすみます。

一方、既存ビジネスとまったく関係のないものを進めようとするとき、社員は初めてのことを行うので、不安を覚えるでしょう。

今まで空気清浄器を作ってきたのに、急に着物を作る!と言われたら社員は、完全にフリーズしてしまうと思います。

それでも経営者が絶対にやりたいものであり、採算が見込めるものと確信するのであれば、社員を説得し、納得してもらえば良いと思いますし、トップダウンでも良いと思います。

ただし、この方法で新規事業や新商品開発を行うには、絶対にブレない心が必要ですし、経営者自ら旗を振ることが必要です。

また、既存ビジネスがこの先、縮小傾向にあると分かっても経営者自身、何をやって良いか分からないからといって、新規事業や新商品を社員に考えさせる。なんて丸投げはしないようにしましょう。

その時点で失敗する可能性は見えています。既存ビジネスにまったく関係ないものを選択する場合は、経営者自ら現場に入り、リーダーシップを取ることをおすすめします。

さいごに

新規事業、新商品開発を立ち上げることは言い出せば誰にでもできることかもしれません。たしかに、資金と時間があれば出来ます。

しかし、成功させるか失敗するかは、どんな方向で進めるかが大切です。いきなり新しいものというよりは、企業に合ったものから始めるほうが、リスクも少なく済みますし、小さな成功を積み上げることで社員のモチベーション向上にも繋がります。

小さな成功をコツコツと続けることで、お客様の方から声をかけてくださることもあります。まずは、自社の強みを棚卸からはじめましょう。

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