前回の更新から一ヶ月が経った。
なぜ一ヶ月パソコンに向かえなかったのだろう。
誰のためのブログなの?
2016年の台風は、観測史上、台風一号の発生が二番目に遅かった。
そして、8月から9月に次々に発生し、多くの被害をもたらした。
私が過ごしたこの一ヶ月間は、今年の台風のように、短い期間に抱えていた問題が頻発し、身も心もズタズタにして通り過ぎていった。
働くママのための記事を考えることも書くことも出来ない。というより気持ちの切り替えが上手く出来ない期間だった。
この先もこのような時期があるかもしれない。
書いても役立つ情報と言うよりログになってしまう。
そう思えば思うほど、書けなくなっていく。
それでも書こうと思ったのは、私のように苦悩している働くママが居るかもしれないと思ったからだ。
誰にも相談できない私は、壁に当たるたびインターネット検索をしてきた。
キレイなブログやカッコ良い記事は見つかっても、降格されただの、減給されただの、パワハラを受けただの、生々しいものは、見つからなかった。
私が書くことで、一人でも心の支えになれたらと思い、書くことにした。
そして、私も書くことこそが居場所だと思っている。
生きるべき道と気づいたよ。だから終息するよ。
これは、私が終息させなければならない「コト」である。
去っていった人たちに報いるためには、私には見届ける責任と義務がある。
そして、見届けないと、前に進めないのではないかとも思う。
なんで私が?と思うこともある。本当の責任者は別に居るのは、遅かれ早かれ誰しも分かっているのだ。
それでも私が見届ける理由は何なのだろう。それも身から出た錆なのだ。
そう戒めている。この苦しみの向こうにある「何か」を掴むためには、越えなければならない壁であり、「コト」であるのだ。この時の思いは、一生忘れることなく、心に刻みつけ、二度と同じことを繰り返さないようにと、そう思うしか居られない。
決して自棄になるのではなく、ありのままのすべてを受け止めることで、一つ大きくなるからと。
どこまで許せる?自分以外の誰かを
この一ヶ月間は、様々な角度から様々な難題が出てきて、過去の記憶や記録を掘り起こしたり、何度も事情説明をしたり、時には暴言を吐かれることもあった。
それはまるで今まで関わったヒト、モノを否定されているようで、耐えがたいものであった。
かけがえのないことを侮辱されるのは、本当に辛い。
言い返すことが出来るなら楽だが、立場を追いこまれた私には、「はい。」と返事をすることが精いっぱいだった。
こんな上司に出会ってはいけない
関わったことがないモノやコトに、そして変えられない過去に、いちいち文句を言い、自分を正当化する人が居る。
モノやコトは、確かな実績であるのに、欠点ばかり探し大げさに突く。
こういう人は、いつか痛い目に合う。その行動が、自分の首を絞めることになったと気付くのは、もう少し先だろう。
思えば辛かったこと。私は知っているよ
今までも辛かった。苦しかった。幸せなんて思える時間は、ほんの少しで、淋しかったし、悔しかった。不満や不安だらけの毎日だった。
いつの間にか「悪者」のレッテルが張られ、私だけが責められるようになった。
それでも、家族を守ることは出来た。だから、あの頃は、未だ恵まれていたのだと、今になって気づくのだ。
甘えている自分、逃げている自分が居たからこうなったのだ。結局、自分に戻ってくる。良いことも悪いことも。
なるべく被害は少なくしたかったよ
組織が変わることを望んでいたこともあった。変わるしか、私たちを守るすべがなくなってしまったからだ。
気付いた時には、もう遅くて、私たちにはどうすることも出来なかった。それはサラリーマンで居る以上、仕方のないことなのだ。
今までの功績がどうであれ、どれだけ社会に貢献したとしても、右と言われれば右なのだ。
私たちは、そういう世界で生きている。だから、その場その場で上手く適応していかなければならない。
時には人を蹴落としてでも、自分を守らなければならない。
どうしても許せないこととは
本当にそうなのか?私は、人を蹴落とすやり方が嫌いだ。
そういう人間をみていると虫唾が走る。軽蔑してしまう。
そういう人間が認められてしまうこの環境は、もっと嫌いだ。
見て見ぬふりをしている人たち。気付かぬふりをしている人たち。
定年までなるべく穏便に。と保身で居る人たち。
私も器用に生きれたら良いが、この性分は変えられないようだ。
そんなこんなで誰が味方で誰が敵か分からない、こんな小さな会社で、息を潜んでジッとしていることに、生気を吸い取られてしまった。
苦悩の日々
毎日毎日、メール攻撃は続く。
言葉で言えない人たちも、メールだと何でも言えてしまう。本来、この話は一年前に終息していた。
それを皆が見て見ぬふりをした。他人事として扱った。
そのシワ寄せが今になって表面化して、大騒ぎしているのだ。
何度言っても動かなかった重い腰をやっと上げることが出来たことは、嬉しく思うが、お客様をないがしろにはして欲しくない。
そこだけは、絶対に譲れない。