昨年のワクチンが足りない騒ぎから、あっという間に流行が始まり、いつのまにか学級閉鎖になっていた今期のインフルエンザ。
今年に入り、また流行し始めました。
そんな中、我が家の長男もインフルエンザを持ち帰ってきました。
でも、いつもと違うかも。
今回は、インフルエンザなのに熱がなかった長男の話です。
診断は偶然に?
その日の前日、いつもより平熱が高く37.5℃だったと言っていた長男。
37.5℃と言ったら登校できるか出来ないか親なら誰しも一度は体温計とにらめっこをしたのではないでしょうか。
しかしその日の朝には、平熱に戻っていた。
たまたまフレックス出社であった私は、「とりあえず診てもらおう。」と軽い気持ちで小児科へ連れて行きました。
診察中の会話
先生「少し心臓の音が早いね。クラスでインフルエンザの子は居るかな?」
長男「いる」
先生「隣の席の子はどうかな?」
長男「今日席替えして、隣になった子はインフルエンザだった。」
先生「じゃあ念のためインフルエンザの検査しようか」
しばし待つ・・・
先生「あれ、インフルエンザA型だね。」
私「!!!」
インフルエンザ予防接種と感染歴
先生「過去に予防接種を受けていたり、インフルエンザに感染したことがあると、抗体が出来ていて、稀に高熱が出ないことがあります」
私「学校はどうなりますか?」
先生「熱はなくても、インフルエンザには変わりないので、タミフルを処方します。登校の目安は熱が下がってから2日もしくは発症から5日です。今回の場合は、熱がない事から5日を目安にしてください。」
な、なんと隠れインフルエンザではありませんか!
登校までの様子は
タミフルを処方されたので、異常行動が無いか心配しましたが、本人は至って普通でした。
むしろ全日平熱だったので、この登校停止を楽しんでいるようでした。
学校はというと結局クラスでの流行が止まらず、学級閉鎖になりました。
さいごに
インフルエンザなのに熱が出ない!隠れインフルエンザが存在する事を初めて知りました。
特に子供の場合、いつも元気なので、ちょっとの不調でも周りにインフルエンザの方がいたら、念のため検査を受けた方が良いです。
隠れインフルエンザでいつのまにか感染した、感染させてた、なんてことが無いようにしなければなりませんね。