販売促進担当向け。展示会出展する前に考えることとは

お役立ち情報

新規事業や新商品開発、ビジネスマッチング等で初めて展示会に出展することを検討している企業向けです。

展示会は、出会いの場です。

新しい出会いを沢山する秘訣とは。

ターゲットを明確にしよう!

展示会を出展しゲットできる名刺の数は、平均100~150名と言われています。

ただし、100~150名のうち、先に繋がる有効名刺は何名でしょうか・・・。

限られた開催時間の中、有効名刺を一名でも多くゲットするためにターゲットを明確にしましょう。

過去の来場者一覧や、出展者パンフレット等に来場者の業種が書かれていると思います。

その中で、あなたの会社が狙うべき業種、業態を明確にします。

例)小売業、百貨店、製造、ITなど

何を扱っているのか?分かるようにしよう!

出展したことは無いけど、展示会に訪れたことは、ビジネスマンならあることと思います。

その時を思い出してみてください。一つのブースに対し、どのくらいの時間を費やしますか?

「ここのブースを見に行く!」と決めていくときと、何気なく「何かないかな~。」と見に行く時では、費やす時間が異なると思います。

後者「何かないかな~。」で、立ち止まるか、通り過ぎるかを決める時間は、たった数秒です。

新しい出会いは数秒で決まってしまいます。

あなたのブースに立ち止まってくれるのは奇跡としか言いようがありません。

その奇跡の瞬間に最も印象を残せるためのキャッチコピーを考えましょう。

お客様が何を求めているか?

展示会に来場するお客様は4つのタイプに分かれると言われています。

NB商品

消費者の来店意欲・購買意欲を掻き立てることを目指すもの。

商品の新しさ・鮮度またはブランドに対する信頼と安心感が持てるもの。

低価格型PB商品

売れ筋のNB商品にとって代わることを目指すもの。

今あるNB同等の品質・機能で安い商品であること。価格重視。

品質重視型PB商品

本当に必要な品質・機能だけを低価格で提供することを目指すもの。

品質と価格が見合った価値のある商品であること。価格重視。

高品質型PB商品

新しい需要と売場の独自性の創造を目指すもの。

手に届く価格で心の満足を生み出す商品であること。価値重視。

上記4つの中であなたの会社の商品はどれを満たせそうですか?満たせる項目を売りにしましょう。

キャッチコピーを再確認する

どんな業種に売り込むか?ターゲットを明確にしました。

そして、ターゲットはどんな目的で来場するかも明確に出来ました。

では、あなたが考えたキャッチコピーは、ターゲットが立ち止まってくれるようなコピーになっていますか?

また、あなたが来場者の立場に立ったとき、立ち止まりたい。と思えるようなコピーになっていますか?

「何を扱っているか(売っているか)」が明確になっているか、もう一度確認してみます。

まとめ

展示会の成功は、ターゲットを明確にすること、キャッチコピーで何を扱っているか明確にすることで、決まると言っても過言ではありません。

これができていないと、興味のない人に必死に商品を説明して、興味のある人を取りこぼすことになってしまい、機会損失をしてしまいます。

展示会に出展することは、どの企業でも出来ます。

ただし、出展することが目的ではなく、そのあとの売り上げにつなげることを目的にすることを忘れずに取り組んでいただければと思います。

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